2020年4月23日 15:00
タニタでは体重や歩数以外にもいろんな「はかりもの」を扱っていますが、そのなかでも一風変わった商品を紹介するこの企画。【その1】【その2】に続いて今回は、最近よく聞く「荷物」「筋肉」「熱中症」をはかる商品にフォーカスします。
【その1】「たしかにあるけど、はかれないもの」タニタははかれます
https://press.tanita.co.jp/opr/580/
【その2】「たしかにあるけど、はかれないもの」タニタははかれます
https://press.tanita.co.jp/opr/620/
宅急便で荷物を送るときのあるあるが「重量問題」。パズルのように隙間なくうまく詰めたらだいぶスペースに余裕ができちゃって、「まだいける!」ってつい箱いっぱいにしちゃいませんか? 配送センターに持っていくときに毎回祈るような気持ちになる人も多いはず。そのドキドキ、「デジタルヘルスメーター HD-664」で解消できますよ。
▲色はホワイトとブラックの2種類
こちらは抱えた荷物の重さを50g単位で簡単にはかれる「キャリーモード」を搭載しているのが特徴。測定者が荷物を抱えたまま一度はかり、続いて自身が測定することで、その差を自動で計算して表示します。え、どこかで聞いたことあるフレーズ? それはきっと気のせいですよ。
フリマアプリに出品する物品の重さや、スーツケースなど、活躍シーンが多いのもポイント。もうこれで安心してギリギリを攻められますよ(笑)。
デジタルヘルスメーター HD-664
https://www.tanita.co.jp/product/g/_HD664WH/
世界で初めて「乗るだけではかれる体脂肪計」を開発した弊社が目下、注目しているのが「筋肉」。「筋トレ」や「筋活」という言葉も聞くようになりましたが、タニタが数年前から熱い視線を注いでいるのは筋肉の“量”ではなく“質”。しかも点数化して、全身と部位別に分かるようにしました。「筋肉の通信簿でもつくるつもり?」と思いますよね? でもこれ、タニタがこれまで培ってきた計測技術を集約した、いわば集大成ともいえるモデル。医療分野で主流となっている「高周波」「低周波」2つの周波数(デュアル周波数)でからだを計測することで、細胞レベルの変化・個人差を反映した分析が可能になりました。もうここまでくると、ほとんどの方は「???」ってなると思います。ただ筋肉やからだをはかることにかけるアツい想いといいますか、とにかく本気度だけはお分かりいただけるかと。
▲代表的なモデル「インナースキャンデュアル RD-802
筋肉を点数化するモデルは「インナースキャンデュアル」シリーズで展開しています。早口言葉みたいでよく間違われるのですが「インナー スキャン デュアル」です。過去に「インナースキャンダル」って間違われた、伝説の商品です。お食事中の方、ごめんなさい。ちなみにこちらのシリーズは2020年現在、タニタの家庭用体組成計のなかで最上位機種となります。
▲約5万円という価格にもタニタの本気度があらわれています
そうそう、「RD-802」は一度に26項目もはかれるんです。ここまでくると、もはやどこから見ていいのかわからないし、覚えられませんよね。大丈夫、はかったら自動的に対応のスマホアプリ「ヘルスプラネット」にデータが転送されます。
▲スマートフォンアプリ「ヘルスプラネット」画面
体重、ましてや体組成をはかるなんて健康診断のときか、数か月に一度くらい…という人がまだまだ多いと思うんです。でも自分のからだの情報が数値やグラフになると、なんとなく明日もはかってみようかなって気分になるから不思議。ダイエットも健康維持も、まずは現実と向き合うところから。なんちゃって。
デュアルタイプ体組成計 インナースキャンデュアル RD-802
https://www.tanita.co.jp/product/g/_RD802BK/
ここ数年、夏は命の危険を感じるくらい暑い日が多く、熱中症関連のニュースも毎日のように聞くようになりました。もはや他人ごとではないですよね。一方で熱中症は「対策することで100%防げる疾病」といわれているのを知っていましたか? 熱中症発症の危険度を示す「暑さ指数(WBGT)」を把握することで、効果的な対策ができると言われています。そこで近年ぐっと注目されるようになったのが「熱中症計シリーズ」。タニタではWBGTを計測できる携帯型の黒球式熱中症指数計を2014年から展開しています。
▲熱中症発症にかかわる要因となる日射や輻射熱もしっかり測定(写真はTC-200)
なかでも「コンディションセンサー TC-200」は画面や機能がシンプルな商品。タニタでは珍しく、数字ではなく文字やイラストで表示します。熱中症の危険性を5段階の注意レベルで分類し、危険度に合わせて異なるブザー音でお知らせするのが特徴です。分かりやすさを突きつめて、表示部は文字とイラストのみという大胆な仕様にしました。計測はしていますが、あえて温度・湿度・WBGT値の表示は省くことで、直感的に危険度が分かります。
▲ベビーカーにも付けられて、屋内・屋外どちらでも使用可能
コンディションセンサー TC-200
https://shop.tanita.co.jp/shop/g/_TTC200GD/
もちろん業務用も用意しています。WBGTのほか、気温、相対湿度、黒球温度を計測・記録して計測データをスマートフォンなどにリアルタイムで送信できるのが「無線黒球式熱中症指数計 TC-310」。対応アプリでリアルタイムに確認したり、本体に記録した最大3万件の計測データをダウンロードしたりすることもできるんです。
▲ブルートゥース通信機能つきの小型の黒球式熱中症指数計は国内初
「リアルタイムで変化する熱中症の関連指数を記録し、管理したい」という、熱中症対策に取り組む自治体や学校、建設現場などの管理者の要望に応えた商品。「はかって、守る」がこれからのキーワードになりそうですね。
無線黒球式熱中症指数計 TC-310
https://www.tanita.co.jp/product/g/_TC310WH/