2020年9月25日 13:25

【アンケート結果】3階までなら階段でOK!(ただしタニタ本社は除く)

「日常会話をはかる」アンケート結果・後編

普段なんとなく使っているけど個人差がありそうな「日常会話の単位」についてアンケ-トをとりました。前編では「待つも待たせるもボーダーラインは15分」「一杯飲んでいこうの正体は約3杯」「ひと口は約3cmが限界」という結果に。

後編は「“ちょっと歩く”は何分まで?」「“夜分遅くに失礼します”を使うのは何時から?」「何階までなら階段でOK?」などの結果をまとめます。前回に続いて今回も興味深い結果が出ました。アンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!

 

【オンライン飲み会ネタにどうぞ】日常会話をはかる ※アンケートは終了しています

【オンライン飲み会ネタにどうぞ】日常会話をはかる

【アンケート結果】あなたのその「ひと口」、3㎝までが限界です

 

■「ちょっと歩く」は「30分くらいまで」が限界説

個人的に気になっていた「ちょっと歩くけどいい?」、集計してみると個人差はあるものの、最も多かったのが「11~15分まで」が59名(全体の約27%)という回答。次いで「16~30分」が54名(全体の約25%)、「10分」が50名(全体の約23%)となりました。全体的に見ても30分くらいまでが「ちょっと歩く」場合の限界ととれそうです。わたしの場合、天気の悪い日はもちろんですが、履き慣れない高いヒールの靴の日には15分以上歩くと笑顔が引きつりだします。あと、「ちょっと歩くけどいい?」の一言のあとにちらっと目配せをしてさりげなく「靴大丈夫?」って聞いてくれたらうれしくて追加で5分くらいは歩けるかも…笑。

Q6

 

■「夜分遅くに失礼します」の目安は「午後9時」以降

社会人になりたての頃、ビジネスメールや電話で何となく使っていたフレーズのひとつが「夜分遅くに失礼します」でした。「おはようございます」と「こんにちは」の切り替え時間は想像がついていましたが、「“夜分”しかも“遅く”って、…いつからだろう?」って。人によって「夜分」にあたる時間も「遅い」と思う時間も異なると思うので、ずっと気になっていたんです。アンケートをとると、最も回答数の多かった「午後9時」が72名(全体の約33%)という結果に。定時がある仕事の場合は終業時間、相手の生活環境によって変わりますが、この結果がひとつの指標になるかもしれません。

Q7

 

■「3階まで」なら階段でもOK(ただしタニタ本社は除く)

高層ビルのような高い建物の場合は別として、ちょっとした行き来をするときに階段を使うかエレベーターに頼るか、これってけっこう性格が出ると思うんです。私は2階以上(とくに上り)あるときは遠慮なくエレベーターを使いたいほうなので、この結果を見て反省しました。明らかに「3階まで」がダントツだったので…。そうか、3階までか…。なかには「10階まで」「どこまでも階段でいけます!」という猛者までいるではありませんか。ここまできたらもう頭が上がりません。ちなみにタニタ本社にはエレベーターもありますが、普段は極力階段を使うことが推奨されています。「階段は天然のジム」という言葉も生まれたほど社員の階段利用率が高いです(これは本当)。

Q8

 

■「10分」くらいは待ってもらえるかもしれないけど…やっぱり時間通りに行きましょう

「遅刻はどれくらいまで許せるか」という質問でしたが、想像通り「1分でも遅刻は遅刻」派から「いつまでも待ちます」まで見事にばらつきがでました。しかし驚いたのは「10分以上待てる」という寛大な回答が予想以上に多かったこと。私の周囲が時間に厳しい人が多かったおかげでだいぶ改善されたものの、私も本来「超」がつく遅刻魔。そのうえ方向音痴なので駅から5分以上離れた場所の待ち合わせなんてもう最悪でした。道に迷うことを前提にかなり早めに最寄り駅までの電車の時間を調べてスクショしたり、家の時計をわざと少し早めてみたこともあったっけ…。いやぁ、周囲にたっぷりしごかれた分、遅刻するのが怖くなったんですよ。よく言えば成長の証なんですが、一種のトラウマかもしれません。まぁ言い訳なんですけどね。そんなこともあったので「10分」や「30分」までは待てる、という回答が一定数あったことに正直ホッとしてしまった部分がありました。でもやっぱり、できるだけ遅刻はしないようにしたいと思います(宣言)。

Q9

 

■「ちょっとでも雨が降っていたら」傘を差す傾向

「雨が降っているとき、どれくらい降っていたら傘を差そうと思うか」、僅差で最も多かった回答が「周囲の人が差していれば」が60名(全体の約27%)。2番目に多かった「少しでも降っていれば」も含めると117名(全体の約54%)という結果になりました。全体的に「ちょっとでも降っていれば傘を差す」という傾向がありそうです。これまでの内容からお察しかもしれませんが、面倒なので私は極力傘を差しません。周りから「ねぇ傘差さないの?」とよく言われます。回答はもちろん「どしゃ降り」一択。あまりにも傘を差さないので、誕生日プレゼントに傘をもらったことがあるくらいです。「着ている服に雨の跡がつくくらい」という項目を入れればよかった、と後から思ったのですが、その必要もなかったようです。「どしゃ降り」という回答をした同士が8名(約3%)という超少数派であることがわかったので、折り畳み傘は持ち歩こうと思います。

Q10

 

■「塩少々」、実は「約0.5g」でした

レシピサイトなどでよく見かける「塩少々」、実は基準があるんです。「塩少々」は一般的に「親指と人差し指の指先でつまんだ量」(約0.5g前後)のことをいいますが、0.1gの誤差を含んで0.4~0.6gと回答した人(70名)は全体の約32%! お見事です。ちなみに「塩ひとつまみ」は「親指、人差し指、中指の指先でつまんだ量」です。余談ですが、弊社の書籍「体脂肪計タニタの社員食堂」に掲載しているタニタ式の「塩少々」はそれよりさらに少ない0.1~0.2gを指します。

Q11

 

■おまけ:体内年齢について

最後はおまけの設問でした。体内年齢は体組成計メーカーによって算出方法が異なるので、同じ人でも異なる数値が出ます。タニタの場合の「体内年齢」は、体組成と基礎代謝量の年齢傾向から、どの年齢に近いかを表しています。厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準」の「基礎代謝基準値(体重あたりの基礎代謝量)」に基づき、タニタ独自の研究から導き出した年齢傾向から算出しています。ときどき「どうしたら体内年齢が若くなる?」というお問い合わせをいただくのですが、同じ体重でも筋肉量が多く、基礎代謝量が高くなるほど、体内年齢は若くなります。そのため実年齢が40才であっても筋肉質で基礎代謝が高く、20代の基礎代謝基準値と同じ場合には、体内年齢も20代となります。ご参考までに。

参考: https://www.tanita.co.jp/health/measure/taisoseikei/

Q12

 

「日常会話をはかる」アンケート結果から“なんとなくこれくらい”の正体が見えてきました。今回の結果が必ずしもすべてではありませんが、“会話のものさし”として日々のコミュニケーションに活用していただけると嬉しいです。

 

■調査概要
・調査対象:「タニタオンラインプレスルーム」読者(PR TODAY)、タニタ公式Twitter(@tanitaofficial)のフォロワーなど
・調査方法:「Questant」を利用したWeb上でのアンケート
・調査期間:2020年7月6日~8月22日

・有効回答数:215件

 

Text:難波みなみ